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沖公研ニュース

当財団理事長 安里繁信が嘉手納町にて講演

社団法人沖縄青年会議所主催「未来の沖縄を考える」が、2013年11月21日(木)、嘉手納町役場地下展示室大会議室にて開催され、当財団理事長・安里繁信が「今後の沖縄を考える」を題し、基調講演を行いました。

講演では、戦後沖縄の経済発展が、戦中から続く利権と既得権に依拠した「業界の力学」に影響されている側面を省みつつ、灰燼に帰した郷土の復興を実現した1930年代以降に生まれた先輩方の創造力に論及し、その成果を発展させられる原動力は20代から40代の若手に秘められていると力説。

また、業界のしがらみに左右されず、ジェンダーを超えて、可能性あるテーマを1件ずつ検討し、議論を深められる青年会議所の魅力にも触れ、「まず青年会議所会員である前に、会社経営者として、親として、人として紳士に向き合い活動ができているだろうか? 役職や立場に囚われず、己を律する事から始め小さな枠に収まらず広い視野で活動してゆく視点を持とう。」と自己研鑽から地域発展に結び付く「原点」を説き、日本・沖縄・企業・JCが発展する基礎は人としての成長と人づくりにあると述べました。

さらに、昨今、論議の的となっている嘉手納飛行場以南の米軍基地・施設の計画的返還に関連し、「嘉手納町は基地負担の代償として、比較的きめ細かな行政サービスが提供できる環境を整備してきた経緯がある。しかし基地に関わる補償金、交付金や各種給付に頼れる状況には、必ず終わりが来る。お金をかけなくてもできるところ、今必要だと気付いたところから、一歩ずつ取り組みはじめるとき。沖縄は自ら決意をもって発信してゆくとき。日本の危機を救い、日本を活性化させる原点は沖縄が担うしかないとの気概をもって進んでゆこう。」と、国から与えられる自由に依存・安住することなく、沖縄から日本へ、そして沖縄からアジアへ発信し、与える自由を開拓する可能性に挑む姿勢へと変化を促す、明日を見すえる熱い提言がなされ、盛会となりました。

なお、安里理事長の講演に引き続き、懇親の場が設けられ、講演を受けての意見交換が続くなど、明日のJC活動のみならず、新たなビジネス創造に資する交流が活発に図られていました。