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沖公研ニュース

当財団理事長安里繁信が経済活性フォーラムで講話

2014年9月6日(土)に開催された公益社団法人日本青年会議所 2014年度 沖縄地区協議会 沖縄地区大会「沖縄の決断」の第2部・「経済活性フォーラム~自立型経済の発展に向けて~」のパネリストとして、当財団の安里繁信理事長が登壇しました。

前半では、株式会社ドーム執行役員・社長室長の三沢英生氏が「スポーツが最適化する沖縄と日本の改革」と題し、スポーツ文化と国民の健康増進を主軸とした、①地域経済活性化と資本の循環、②雇用創出、③スポーツマンシップの実践と体得をとおした青少年育成、④健康保険・生命保険制度の最適化および適確な保険運用の仕組み構築、の可能性と展望をそれぞれ論じた。あわせて、同社が「社会価値の創造」をミッションとし、ライフスタイルから街づくりの基本コンセプトまでもふくめた総合的な地域開発のプランニングを構想するにいたった経緯がまとめられた映像も放映されました。

後半のパネルディスカッションでは、当財団理事長・安里と三沢氏が登壇し、自立型経済、地域活性化および人財育成をキーワードに議論を展開・深化させていました。

「現代の沖縄には、自主的に地域をブランディングし、先祖代々受け継がれてきた自然・風土・文化を活かしながら、自ら発信するコンテンツ資源が必須。当財団では、『新たな公共』と『人が主体の地域づくり』を大目標に、資源の発掘と実用化に向けた基礎研究を推進している真っただ中にある」と安里が当財団の事業・活動のあらましを紹介。そして、地域ブランディングと都市計画・日本の改革が融合した先進事例として、株式会社ドームによる「スポーツを通した地域活性化と日本の改革」ビジョンを評価しました。

一方で、沖縄観光コンベンションビューロー会長として沖縄観光のけん引役を担った経験をもとに安里は「『観光を観光産業に高める』という目標を掲げ、大胆な改革を段階的に進めるように努めてきたが、『業界』と『産業』の違いは何か?を常に自問自答する日々だった。今、顧みて言えるのは『産業化とは、本業の活性化はもちろんのこと、社会に新たな可能性と資源を提供し、地域に活きる人々に新たなライフスタイルを提案することにまで及ぶプロセスそのもの』だ。地域づくりを担う一人ひとりの責任と行動力・創造力が総合的に問われる時代になってきた」と、課題提起を込めた将来展望を示し、フロアの関心を引きつけていました。

そののち、昨今、県内で注目を集めているIR(統合型リゾート)構想に議論が展開したが、「最近の沖縄では、ややもすると、IRとカジノ構想が同一視されやすいが、それは誤解だといえる。実際、カジノはIRを構成する部門の一つ。IRに顧客が来る動機には、MICEや純粋なレクリエーションも含まれていることに気付いてほしい。風光明媚な観光地で多彩なコンテンツとTPOに合わせたキメのこまかいサービスをいかに最適に提供できるかを突き詰め、具体的な課題を抽出する取り組みが、これからの沖縄IR構想の成功を左右するだろう」と安里は、IR構想の核心を鋭く示し、県民世論に冷静な視点と議論を保つようにうながす提言を行う場面も見られました。

「スポーツを通して、沖縄の地域活性化から日本の改革へ」と説く、株式会社ドーム執行役員・三沢英生氏 「スポーツを通して、沖縄の地域活性化から日本の改革へ」と説く、株式会社ドーム執行役員・三沢英生氏

三沢氏の講演を受け、当財団理事長安里繁信もパネルディスカッションに登壇。 三沢氏の講演を受け、当財団理事長安里繁信もパネルディスカッションに登壇。

『産業化』とは事業の活性化を足がかりに、社会のデザインと新たなライフスタイルを総合的に提案するプロジェクトだ、と説く理事長・安里 『産業化』とは事業の活性化を足がかりに、社会のデザインと新たなライフスタイルを総合的に提案するプロジェクトだ、
と説く理事長・安里